更新日令和6(2024)年3月27日

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vol.18 『Pay It Forward』 のココロでいこう

時代は常に移ろう。早いもので、べべちゃんは3歳、ベビーちゃんは1歳9か月になった。
日々、成長に驚きつつ、一緒に過ごす機会がある毎にいろいろな新しい出来事に遭遇している。

はたらく車が大好きなべべちゃんは、ゆるやかなコミュニケーションが生まれる場面が増えてきた。
ある日、べべちゃんと外を歩いていると、初めて会った工事現場の警備員さんが手を振り、「ばいばい~」と声をかけてくれた。

「ばいばい~」と、べべちゃんは(誰だろう?という顔をしつつも)手を振り返す。
ばあばも警備員さんに笑顔を返す。

<…ばあばが一人で歩いているとき、警備員さんから「ばいばい~」をいただいたことは一度だってない>

 

またある日は、線路沿いから、駅に向かって減速している電車に向かって、二人で手を振ると、白い手袋をした車掌さんが快く手を振り返してくれた。
お仕事中のゴミ収集車のお兄さんも、こちらが手を振ると手を振り返してくれる。

べべちゃんはカッコイイ乗り物を尊敬の念を持って見つめ続ける。

<…ばあば一人のときは、手を振る勇気はない>

 

この子どもが生み出すゆるやかなコミュニケーションは、何だか身に覚えがある…。

<ん?デジャブ?>

そうだ、そうだ!自分の娘が小さかったときもそうだった。

01 べべちゃんは、はたらく車がお気に入り

べべちゃんは、はたらく車がお気に入り

『Pay It Forward』のココロでいこう

当時は、毎日が忙しく振り返っているイトマはなかったけど、ゆるやかな声かけだけでなく、多くの人にさまざまな場面で助けてもらったり、教えてもらったりもした

育休中の友人が子どもを預かってくれたり、
ご近所さんがワンオペの日に夕飯に招いてくれたり、
ベビーカーで出かけると周りの人が手助けを申し出てくれたり。

まれに子連れに厳しい人に出会うこともあったけど、

日々、性別も、婚姻の有無も、子どもの有無も、年齢も多様な人たちが、子育ての各ステージを応援してくれていた。

お出かけ先のキッズコーナーにもお世話になってます!

 

さらには、そこで出会った子どもたちから、子ども同士の育ち合いの大切さも教えてもらった。直接的に間接的に多くの人に支えられて今がある。

 

だから、娘や孫に限らず、近くにいる子育て中の人たちと関わる機会に恵まれるごとに、

Pay It Forward(誰かから受けた親切を別の誰かに贈ろう)

と、ばあばは、時々改めて思ったりする。

そんな理念がそこら中で巡り巡って、今は、べべちゃんとベビーちゃんも、多くの人から応援されながら日々成長している。

ベビーちゃんも絶賛成長中

ベビーちゃんも絶賛成長中!

さようなら、ミルクさん...

<ばあばも、バージョンアップしていくぞ~!>

決意新たに何かはじめた感を出したいとき、ばあばはいつも局地的な整理整頓をすることに始まり、いつも三日坊主で終わる…

<何もしないよりは、いいかぁ...>

そんなわけで今回は、孫たちがとうに卒業した哺乳ビン(ミルクさん)関係を片づけることに。
なんだか名残惜しくて捨てられずにいた、哺乳瓶専用の淡いグリーンのスポンジ。ばあばは、意を決して(おおげさ?)台所のオブジェと化していたスポンジを処分することにした。

台所のオブジェとなったスポンジさん

台所のオブジェとなったスポンジさん


<バイバイ、スポンジさん。さようなら、ミルクさん~>

ちょっと立ち止まっていると、たちまち孫たちの成長においていかれてしまう。
でも乳児期は、祖父母のスタート地点。それに、ミルクさんによる乳児との触れ合いの機会は、もうないかもしれない...。

いつまでも、あたたかな思い出を忘れないでいたいものだ。

ばあば、1年生になる。...予定)

それからしばらく経って、遊びに来たママ(娘)とパパから、話しがあると切り出された。

<なんだ、なんだ?>

改まったカンジにばあばは、ちょっとドキドキ。

「報告があるんだけど…。 今、おなかにベビーがいるのと、ママ。
「えー!」

じいじとばあばは、思いもよらないハナシにビックリ。
どうやら、お別れしたはずのミルクさんと、じきに再会することになりそうだ。

今年、「孫2人のばあば」を卒業し、「孫3人のばあば」1年生になるらしい。

こうして、いくつになっても何かの「1年生」は、ずっと続いていく。

 

そうだ。

子どもたちが心豊かに暮らすためには、まずは自分が心豊かでないとね…

心配事を考え出すとキリがない世の中だけど、そんなワケで、今日もばあばは、ワクワクしてみることにした。

 

 

Fin

~今回でブログ卒業となります。ありがとうございました~

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