更新日令和3(2021)年2月26日

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二人目出産!「出産準備」と「産後」のあれこれ

今回、7年ぶりになる2人目の出産は「あの瞬間をもう一度味わいたい」そう思うほど楽しいお産でした。

ちなみに初めての出産は、記憶があまりないほど、体力も気力も余裕も残っていませんでした。ですから出産後は、夕飯をとることはおろか、赤ちゃんに会いに新生児室へ行くことすらできず、ただひたすら休んでいたことだけを鮮明に覚えています。

よく言われますが、お産は人それぞれ、様々なドラマがあります。どれが良いも悪いもありません。初めての出産は、大げさに言えば“命を懸けた”そのくらい必死でしたが、自分にとってはとても良いお産でした。

自然分娩にするか無痛分娩にするか

さて7年ぶり、2人目の出産。1人目の時は悩みに悩んで、赤ちゃんの出てきたいタイミングに任せようと自然分娩にしました。そして出産後「次は絶対に無痛分娩にしよう」と固く誓っていたはずなのに、7年も経てばあの痛みもすっかり忘れ、また同じことで悩むのでした。

そして選んだのは無痛分娩。

理由はいくつかあって、まず大きかったのは、計画無痛分娩にすることで出産する日を決められたこと。1人目の時はそれが嫌だったのですが、今回は長男もいるし、予定をたてられた方が良いかなと思いました。次は産後の回復。前述のとおり、1人目の時は長時間の痛みに耐え、気力体力ともに奪われてしまいましたし、今の私はあの時よりも7歳年を取っているので、体力の回復は早い方が良いと思いました。(ただこれは人それぞれなので絶対とは言えません。)そしてよく言われるリスクについてですが、これは自然分娩であろうと無痛分娩であろうと、どちらもリスクはゼロでないため、同じだと考えました。ただ無痛分娩は人によって麻酔が合わないなどがあるので、その辺は事前に検査をします。

無痛分娩にしてみて

結果、私は無痛分娩にしてとても良かったと感じています。やはり心配だった1年生になったばかりの長男のお迎えや、産後すぐをどう乗り切るか等をじっくり計画を立てて考えられたこと。陣痛の痛みがとても弱いので、陣痛がきてる間もずっと主人と会話できたこと(この時に次男の名前が決まりました!)。それから、長時間の痛みに耐える疲労がなかったので、産後の回復が早かったこと。

何より、お産中のことや赤ちゃんが出てくる瞬間をしっかり覚えたまま、笑って出産することができたこと。あの感動、喜びをしっかり感じられたのは本当に良かった。だからこそ、またあの瞬間を味わいたいと思うのです。

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笑顔で出産できました♪

かといって、ものすごい痛みに耐え続けた1人目の出産が良くなかったとは思っておらず、もう一度言いますがあれはあれで最高のお産だったと思っています。本当に人それぞれ、みんなリスクを背負い命懸けで出産をしています。どれも素晴らしいことです。

退院後すぐに向かったところ

出産前に準備していたことがいくつかあって、その一つが母乳外来への連絡でした。母乳育児をした方なら誰もが経験するであろう母乳トラブルのあれこれ。私は1人目の時、母乳が出ない、乳腺炎になる、おっぱいが切れて痛くなるなど…、ありとあらゆるトラブルを経験しました。

そのため今回は退院したその足で母乳外来に行くことを決めていました。2人目でも、やはりすぐにはおっぱいは出なかったしうまくあげられなかったので、退院してすぐに母乳外来に行き、乳腺を開通してもらったり飲ませる練習ができたことはとても良かったです。

今でも月に1回通っていて、卒乳まで通う予定ですが、大きなトラブルもなくここまでこられました。これから出産を控えている方はオススメです。

誰かに頼るという選択肢を持つこと

1人目の時は、産後すぐに実家に帰ったので、母や妹の手を借りながら初めての育児をすることができました。とても良い思い出です。しかし今回は、長男が小学生であることや、実母が高齢であること等を踏まえて実家に帰ることを断念。

昼間はもちろん私1人、いきなりの2人育児。どうなってしまうのだろうと色々想像し、不安になったりもしました。でも、「頼れることは頼っていこう」と気持ちをしっかり切り替えました。全部自分ひとりで抱える必要はない、遠慮しなくていい、甘えさせてもらおうと。

産後ドゥーラさん

最近知った産後ドゥーラさんという仕事。ママが赤ちゃんのお世話だけに集中できるように身の回りの家事などをやってくれる方です。私はこの産後ドゥーラさんに家のことは助けてもらおうと決め、出産前に会ってお話をしていました。

そうして産後ドゥーラさんに退院した翌日からきてもらい、私と家族の夕飯の支度、息子の習い事の送迎などをお手伝いしてもらいました。そのおかげで、自分の体をしっかり休めながら、赤ちゃんのお世話に集中することができました。また何よりもおいしく、栄養満点の食事で産後の体が喜んでいるのをひしひしと感じることができました。信頼できる産後ドゥーラさんと出会い、サポートいただけたのは気持ち的にも体力的にもとても良かったと思っています。

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おいしくて栄養満点のご飯

ママ友も頼る!!

これが1番大きいかもしれません。当たり前ですが1人目の時は全くいなかったママ友。今は周りにたくさんいるので、たくさん助けてもらいました。長男の習い事の送迎やお買い物、ただひたすら赤ちゃんを抱っこして休ませてくれたり、おかずを作って持ってきてくれたり。しばらく外食はできないだろうからと、我が家でテーブルセッティングをしてレストランのように食事させてくれたママ友もいました。助けてもらう度にみんなと楽しく会話もできるので、1人ぼっちだと感じることや、社会から取り残された感覚になることもありませんでした。本当に色んな場面で助けてもらい、とても感謝しています。

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沢山助けてくれたママ友たち。

家族を頼る!!!

何より、家族を頼りました。右も左もわからなかった1人目の時と違ってパパも育児には慣れていたので、話し合いをせずとも自然と役割分担でき、今でも一緒にたくさんのお世話をしてくれています。

そして我が家には何と言っても小さいママのようなパパ?のような、とても頼りになる長男がいます。何かを持って来てくれたり、手が離せない時に見ていてくれたり、荷物を持ってくれたり…。おかげで、1人目の時のように、トイレにもゆっくり行けずお腹が痛くなることもありませんでした。また7歳であっても、やはり会話できる相手がいることはとても大きいと感じます。パパの帰りが遅い時も、赤ちゃんにつきっきりな感覚はなく、一緒にドタバタと過ごしていました。

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頼りになったパパと長男

私にとっての「歳の差兄弟」

図らずして7歳差になった我が家の兄弟。この凸凹のバランスが今の私にはとても心地よく、長男に助けられながら一緒に育児を楽しんでいます。

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7才差の凸凹兄弟

実は、本当はもう少し歳が近い兄弟にしたかったのですが、いわゆる2人目不妊。なかなか2人目を授かることができず、今回の妊娠は現代医療の力を借りてここまできました。そのとっても複雑で辛かった数年間のことはまたどこかで改めて。

ただ一つ言えることは、7歳差の凸凹兄弟が私にとっては実はとても良かったのだということです。妊娠出産も人それぞれ、何が良くて何が悪い、どんなタイミングが良いとか悪いとか、そんなものはありません。もちろん自然妊娠だろうがそうでなかろうが関係なく、全てが奇跡的なことで、今ある現状が自分にとってのベストなのだと感じます。

今回はここまで。次回はそんなドタバタの毎日や、1人目と2人目の違いなどについてお話したいなと思います。

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