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用途廃止機(P-3C)を用いた航空機破壊救出訓練
令和6年2月15日、沼南消防署では、海上自衛隊下総航空基地との災害協定に基づく連携強化を目的として、柏市地域防災計画で定める航空機事故を想定した共同訓練を実施しました。この訓練は、用途廃止機の海上自衛隊哨戒機(P-3C)を用い、自衛隊と消防がそれぞれ持つ専門知識と技術を活かし合い、切断器具で機体に救出口を設定後、要救助者を安全な場所まで救出する一連の活動を相互で協力して実践しました。
柏市消防局特別救助隊・海上自衛隊下総航空基地隊地上救難班
切断器具(エンジンカッター・レシプロソー)を用いた救出口設定訓練
救出口からの機内進入
機内からの救出(かぎ付きはしご・都市型救助・はしご車)
かぎ付きはしごを活用した救助
都市型ロープレスキュー
はしご車の活用とその有効性についても検証し、非常に有意義なものとなりました。
共同訓練参加メンバー
本市は令和元年11月に、海上自衛隊下総航空基地と『災害時における応援等に関する協定』を締結しています。
今回、海上自衛隊下総航空基地の皆様に貴重な訓練機会を提供していただきました。
今後もあらゆる災害を想定した訓練を実施し、相互に協力し合いながら地域防災力の向上に努めます。
お問い合わせ先
所属課室:消防局沼南消防署
柏市大津ケ丘1-56-12
電話番号:
04-7191-4500