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小中学校の配置・規模
柏市立学校を取り巻く状況
1.学校規模の二極化
つくばエクスプレス沿線駅周辺や大規模な住宅の整備が進む一部エリアでは、中高層共同住宅の建設等の影響により、児童生徒数が増加傾向にある一方で、通学区域の大半が市街化調整区域のエリアでは、人口流入が限られ、クラス替えができない単学級となっている学校も存在しており、教育環境の不均衡が生じています。
2.学校教育のあり方の変化
複雑化、多様化する社会で、子ども達が変化を前向きに受け止め、たくましく生き抜く力やスキルを身に着けることができるよう、将来を見据えた学校教育のあり方が問われています。
望ましい学校規模/通学距離
柏市では、子どもたちが将来に向けて、安心して学び続けられる教育環境を整えるため、令和7年3月に「柏市未来につなぐ魅力ある学校づくり基本方針」を策定いたしました。
基本方針においては、教育の公平性を確保するとともに「目指す子ども像及び学校教育」を実現するため、「望ましい学校規模」を新たに定めています。
また、近年の気候変動を踏まえ、登下校時の安全性を確保するため、「望ましい通学距離」を設定しています。
望ましい学校規模
小学校
1学年あたり3~4学級(学校全体で18~24学級)
中学校
1学年あたり4~6学級(学校全体で12~18学級)
義務教育学校
- 前期課程(小学校相当):1学年あたり3~4学級
- 後期課程(中学校相当):1学年あたり4~6学級
(学校全体で30~42学級)
※全校種ともに、特別支援学級を除く
望ましい通学距離
小学校
2km以内
中学校
6km以内
学校の配置・規模に関する方針
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